中学受験を控えるサピックス生、夏までの学習計画を家庭主導で作成しよう!

コベツバradio第7回では、集団塾の休校・小学校の休校を受けて、特に受験を控えるご家庭が7月末までどのような指針で学習すれば良いのかを、具体的なスケジュールをサンプルとして提案いたします。

1: 集団塾のカリキュラムを分野別に理解しよう

1-1: 分野×サピックステキスト

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・復習の段階であれば分野別に単元を網羅していく方が良い

・お子様の意欲が高いのであれば、サピックスのテキスを全て分野別に制覇していくこと。ただし重複する問題も多いので、効率よく1論点1~2問で復習したい場合はコベツバweb授業がお勧め。

・どうしても分野毎に集団塾でどの程度手あつく扱うかどうかの偏りがある

1-2: サピックスの進行に合わせて-サピックスの5年生NOの復習を行う場合の対応表

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・サピックスのカリキュラムに準拠していきたいお子様向け

・左の欄はもっとも関連する5年生~6年生の過去NOを紹介する

・灰色の文字は「割合なし時代の解法であるので、今とは違う解き方のNO」。お子様1人で解法の更新ができない場合は、復習しない方が良い。

1-3: サピックスの進行に合わせて-コベツバweb分野別教材の復習を行う場合の対応表

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・右の欄はもっとも関連するコベツバweb分野別教材のNOを紹介する

・2020年度版は毎週更新なので、更新が追いついていないNOは2019年度版を利用することで、網羅的に学習できる

2: 具体的な学習プランに落としこもう(概要)

2-1: 具体的に1週間でどの程度の量を行えばよいの?

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・お子様ができる量にも違いがあるため、プランA~Dを提案しています

・サピックスの平常授業を1個1個進めていくことは当たり前として、それと合わせて「サピックスNO」を毎週1~2NO復習すること、無料で使える「コベツバweb授業」の分野別教材を1~2NO復習することを推奨いたします。

2-2: お子様の偏差値別にどのプランを参考にすれば良いの?

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・プランA:毎週サピックスのNOに合わせて5年生のNOを1つ復習する

→偏差値45以下

・プランB:毎週サピックスのNOに合わせて5年生のNOを1つ復習しながら、コベツバweb授業を毎週受講する

→偏差値45-60のお子様で、サピックスのテキストに合わせて学習する方がやる気が上がるお子様

・プランC:コベツバweb授業2020年度版の毎週の授業を受けながら、2019年度版で苦手分野を潰していく

→偏差値45-60のお子様で、サピックスのテキストをもう一度復習するのは量が多いので、もう少し効率的に学習を進めたいかた。偏差値60以上で、筑駒/開成/桜蔭/渋幕/聖光/麻布以外を目指している方(つまりTopGun特訓で必要とされるような発展論点が必要ではない学校)

・プランD:サピックスのテキスをを毎週2NO以上分野別に復習をする。

→偏差値45-60のお子様で、とにかくパワーがあり、サピックスのテキストをどんどん取り組むことができるお子様

2-3: 取り組む際に重要なこと

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・夏休みがどうなるか分からないなか、できる限り7月末までに復習を終えるプランを組んでおこう

・1週間のリズムを完全に崩さないように、テストの日(デイリーチェック)を決めてしまってそこまでに意地でも合わせること

・できなかった問題はしっかり定着できるように、1-3日以内に復習を行うこと

3: プランA〜Dの進行スケジュールを詳しく見てみよう

3-1: プランA

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3-2: プランB

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3-3: プランC

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3-4: プランD

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4: プランA〜Dの1週間の流れを詳しく見てみよう

・テストの日を決めてそこに向けてスケジュールを組むこと

(普段の授業があった時代と同じように、テストをベンチマークとして学習する習慣を維持)

・計画を細かく決めすぎるべきかどうかは、お子様の性格によるが、テストという成果を図るタイミングだけは握って進行することが重要

・できなかった問題(✖️のもの)と、不安な問題(△のもの)は数日以内に間をおかずに復習してほしい

4-1: プランA

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4-2: プランB

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4-3: プランC

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4-4: プランD

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5: 最後に

これらの計画はあくまでもサンプルなのでご家庭でアレンジを加えてもらって全く構いません。あくまでもカリキュラム上、一緒に行うと良いNOを提案しているものとなりますので中学受験算数に詳しいわけではない保護者様でも不安なくお子様の計画をたてていただく一助となれば幸いです。