1月16日速報!
〜この記事を見て分かること〜
甲陽学院中学校の1月15・16日実施、2022年度入試を踏まえた
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2022年甲陽学院中学入試の基本データ
こちらの記事にてご紹介しております。
中学受験コベツバでは甲陽学院中学入試(算数)の出題傾向をデータを用い徹底分析した上で、対策の方向性を配信中です。最新の入試である、2022年の甲陽学院中入試の算数解説動画、難易度・傾向分析などは以下からご覧頂けます。[si[…]
1日目・2022年甲陽学院中学入学試験の算数
1日目・甲陽学院中入試 算数の問題PDF・解答数値速報
1日目・甲陽学院中入試 算数の所感・難易度分析
2022年、甲陽学院1日目の入試でした。
全体感としてはレベルAが62%、残りがレベルBという構成で例年通りの難易度であったと考えることが出来ます。
レベルBの問題の出題分野としては、場合の数・数の性質、平面図形(割合有)、立体図形と並んで傾向どおりではあるものの、立体図形がやや解きやすい問題だったことと、速さに難易度Bの問題がなかったことが特徴でした。
以下、レベル Bの問題に対してコメントしておきます。
■1番(2):順列、余事象
前半部分は全部のカードが違うものと考えて順列で仕留めることが出来ます。
後半部分は余事象を想起するところまでは出来た人が多かったかもしれませんが、2種類を使うものを求める時に1種類だけ使うものを引き忘れないように注意が必要な問題でした。
■3番(2)(3):チョウチョ、風車切り(正方形)、隣辺比、正方形(直角二等辺)づくり
(2)は(1)が出来た上で、2つのチョウチョから比合わせして解くことが出来ます。
(3)は解法は非常に多数あるかと思いますが、まず中にできているのが正方形であることを理解した上で、最後は隣辺比を使うというのは共通しているかと思います。
解説ではその間の正方形と左上の直角三角形との関係を風車切りで求めています。
■5番(2):場合分け、ユークリッド互除法
関東圏では比較的よく見かけるユークリッド互除法の逆算の問題。
何度か経験したことがあれば、調べるのにもそこまでパワーをかけずに答えに到達できたのではないかと思います。
■6番(2):連結せず=断面部分に注意、回転体
過去に180度回転の回転体が出題されたことがありますが、今回は90度回転でした。
左右それぞれが独立したまま終わっている為に断面部分に注意を払う必要がある問題でした。

1日目・甲陽学院中入試の算数動画解説
1番(2)
3番
2022年2日目甲陽学院中学入学試験の算数
2日目・甲陽学院中入試 算数の問題PDF・解答数値速報
2日目・甲陽学院中入試 算数の所感・難易度分析
2022年、甲陽学院2日目の入試でした。
全体感としてはレベルAが54%、残りの46%がレベルBという標準的な難易度構成になりました。
出題分野を見渡しても特に傾向とずれる要素はないものの、1日目と合わせて見返すと「規則性」の出題がなかったことが特徴と言えます。
尚、2010年代以降の甲陽は応用技術の習熟度を問うレベルBの問題が多く、今回も「真ん中影武者」を使う5番、「おうぎ形の周りをおうぎ形が転がる(厳密には今回は純粋なおうぎ形ではありませんが、解法は同じ)」が出題されておりました。
以下、レベル Bの問題に対してコメントしておきます。
■2番(1)(2):→と×で表現、2つの消去算
やや煩雑にはなりますが、◯と◾️を使って置いてあげると、2つの式が出てきますので消去算を使って一気に解くことができます。
■3番(3):平均の策
四角すいを切断した形の求積方法を問う問題は、全国の難関校で出題され続けています。
技術的な習熟度で決まっただろうと推測します。
■4番(3):桁数の制約条件に注目、四捨五入の逆算と範囲
多数の解が出てくるかもしれないな、と思う中で条件を見直すと桁数の制約条件があり、そこを手掛かりに決めることが出来ます。
■5番(2):真ん中影武者
古典的かつ典型的な応用問題です。
関西系を中心に多くの塾のテキストに掲載されてはいるもの、意外と出来ない人も多い論点です。
3つのパターンで真ん中影武者を試す必要があります。
これも応用技術の習熟度で決まったと解釈することができます。
■6番(2):おうぎ形の周りをおうぎ形が転がる
最終、正三角形の面積が分からない、となるものの、二回数えて一回分を入れるということが発想できれば解決できる問題でした。

2日目・甲陽学院中入試の算数動画解説
5番
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