1月16日速報!
〜この記事を見て分かること〜
灘中学校の1月15・16日実施、2022年度入試を踏まえた
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2022年灘中学入試の基本データ
こちらの記事にてご紹介しております。
中学受験コベツバでは灘中学入試(算数)の出題傾向をデータを用い徹底分析した上で、対策の方向性を配信中です。最新の入試である、2022年の灘中入試の算数解説動画、難易度・傾向分析などは以下からご覧頂けます。[sitecard[…]
1日目・2022年灘中学入学試験の算数
1日目・灘中入試 算数の問題PDF・解答数値速報
1日目・灘中入試 算数の所感・難易度分析
2022年、灘中の1日目入試でした。
全体感としてはレベルAが40%、レベルBが43%、レベルCが17%と2021年の易化から一転して難化しました。
とは言え前半部分に得点しやすい問題が配置されている為、2019年のように難しすぎることもない標準的な難易度の内容に戻りました。
難易度の高い問題は、数の性質・場合の数、平面図形・立体図形という構成で例年通りだったと判断することが出来ます。
以下、レベルB以上の問題に対してコメントしておきます。
■5番:奇数偶数で分類、場合わけ
ゴールが偶数ということなのでアプローチは非常に立ちやすいのですが、そこからの仕立て方で差がついたかと思います。
奇数+奇数、偶数+偶数とした上で、後者は3つの積の部分に注目して更に偶数個数で場合わけを行なって求めています。
■6番:試行検証、不定方程式、あまりの世界
まず分母を払って、まとめることが出来るものをまとめた上で、それほど大きな数ではないことから試しにそのまま差を取ってみて、その差が2と3で出来ていることが判断できればそのまま進むことが出来たのではないかと思います。
■7番:AB連結に注意
2014年2日目3番に似た問題で、「縦線での切れ目なく一気に横に進める形」が鍵になります。
一気に40進めるものや、一気に50進めるものを丁寧にマークすることが出来ればクリアできたのではないかと思います。
■9番:30°問題、相似の基本
角度からの発想です。
90°と60°がある為、左方向と上方向にそれぞれ延長して30°問題の三角形を伸ばして作ることが出来るかが問われました。
■10番:30°問題、数から推論して差に注目、正12角形の2つ分との差に注目
①、ちょうど12個との差なので、辺上に図形の中に置いてあげると綺麗に差を求めることができます。
②、問題の正三角形を3等分して変形させた小正三角形と正12角形の2つ分との差に着目すると求めることが出来ます。
■11番:真ん中で割る底面積×平均の高さの「の比の比」、平均の策
典型的な四角すいの平行線を活用した平均の策の問題でした。
求積技術を抜け漏れなく身につけられていました。
■12番:4分割の三角すいの重ね合わせで考える、入れ子構造
最初に簡単に作図をした上で、重ねる側の底面の中心の高さを求めれば良いことが分かります。
続いて、この全辺等しい四角すいの性質である合同な三角形をマークして、高さと底面の対角線の半分が等しいことを材料に攻め口を考えます。
その後、四角すいを4等分した直角を挟む3辺が等しい三角すいを考えると、立方体の中の入れ子図形として捉えることが出来て、断面図を書くことで欲しい高さに到達することが出来ます。

1日目・灘中入試の算数全問動画解説
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6番
10番
2日目・2022年灘中学入学試験の算数
2日目・灘中入試 算数の問題PDF・解答数値速報
2日目・灘中入試 算数の所感・難易度分析
2022年、灘中2日目の入試でした。
全体感としてはレベルAが33%、レベルBが67%と難しすぎる問題がなく、かつ出来が分かれるレベルBのボリュームが大きい例年通りの2日目入試でした。
出題分野も傾向通りで、特徴としてはレベルCの出題がなかったことでしたが、過去にはそういう年もありますので、それも含めて標準的な2日目の入試だったと判断することができます。
以下、レベルBの問題に対してコメントしておきます。
■1番(2)(3):試行検証して規則の発見と利用、素数
2日目頻出の思考力。
例題を味わって意味を理解しておくことが重要という問題でした。
最終的には大きな素数で割った数の値が小さくなることをつかんだ上で、素数の積を調べていくという流れで答えに到達できる問題でした。
■2番(2)(3):三角すごろく、(1)の利用・余事象、3で割ったあまり組合せ
一転して技術要素が高い場合の数。
(2)は、「0、1、2」で3の倍数の話なので「三角すごろく」。
(3)は(1)を使ってあまり1とあまり2が欲しいので、余事象であまり0を求めにいくという問題でした。
■3番(2):不定方程式、あまりの世界
2パターン調べる際に、煩雑な方に答えが潜んでいる可能性に受験生の多くは気づくことができたのではないかと思いますが、そこを不定方程式を使って解ききれたかが問われました。
■4番(2):反射の鏡の世界
比較的作図も容易でピラミッド一発で答えが出る素直な問題でした。
ここはレベルBでも正解したい問題だったかと思います。
■5番(1)(2):ねじれ柱体、平均の策、平行な面に着目、平行な面の切り口は平行
(1)は2019年1日目の12番と対になるような印象の問題でした。
作図が出来ればあとは平均の策の習熟度だけの問題だったかと思います。
(2)は一見すると非常に手強そうに見えますが、平行な面に着目すれば、切り口と底面の交点が求まりシンプルに意外にあっけなく答えに到達することができる問題でした。

2日目・灘中入試の算数全問動画解説
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